住居
都内への通勤の事を考えて以前は都内近郊に住んでいました。
子供が3歳になるタイミングで、住む環境を整えないといけないなと思い、
いよいよマンションを購入しようと言う話しになりました。
ヨメピンヌは一人暮らしの経験無し。
アルピンヌは関西出身なもので、関東の土地柄には詳しくありません。
ううん、良くわからないから、帰省する事を考えて関西に少しでも近いエリア!
「そうだ、神奈川県で探そう」と言う流れになりました。
都内近郊のマンション価格に愕然
30件近く物件を見たものの住みたいと思える部屋は予算の倍近く、
現実をまざまざと見せつけられて意気消沈しました。
ドラマのあの主人公が住んでいたマンションって、「億ション」クラスだったんだね。
「夢、見させるようなこと、するなよーーー!!!」
条件をかなり妥協して、
さらにローンを組まなければいけないのかと覚悟を決めかけていた時、
天の一声が舞い降りてきたのです。
転機が訪れる
親戚から「保有するマンションの一室が空いてるから一度見てみないか」と誘われたのです。
そこは都内からは遥か彼方の遠い土地「秦野」。
嫁の親戚が住んでいるエリアなので、何度か訪れた事はありました。
勤め先からは、電車とバスで2時間、往復で4時間の通勤。
早朝に起きないといけないし、夜も遅くまで飲む事など出来ません。
普通なら却下です。
でも、散々、色々な物件を見てきた経験から、
通勤時間を犠牲にしたらどんな物件があるのか気になった事と、
昔から老後はのんびりと田舎暮らしをしたかった事もあり、
部屋を見せてもらう事になりました。
素晴らしい周辺環境
- 眼下に広がる街の景色と遠くに見える緑と山々。
- 小高い丘に建てられ整備された街。
- 車と歩行者の導線は分けられていて、安全が確保されています。
郵便局・銀行・公民館・図書館・商店街・スーパー
子供園・小中高校・警察署・消防署・パン屋・公園が徒歩圏にありました。
風が抜け緑を感じられる部屋
部屋は90m2の3-LDK。
リビングダイニングと和室、寝室がすべて南向き。
築年数は30年弱ではありますが、数年前に内装をリフォームされていて綺麗な状態でした。
庭から見える富士山を見ながら、おいしい空気を吸い込んで、
「あ~、こんな環境に住んでみたかったんだよなぁ」と、
心が沁み沁みと語っていました。
これまで見てきた物件では感じる事がなかった、
「住みたい」と言う感情が沸々と出てきたのです。
でも、いくら環境や住心地が良くてもそれは週末のみ。
現実に目を向ければ、毎日の通勤地獄が待っているのです。
やはり却下ですよね、普通なら。
神の施し
これは本当に有り難い事であり、
私達が極めて恵まれたケースであると言う事は前置きしておきます。
なんと親戚から破格のオファーをいただいたのです。
- 積立修繕費・共益費・固定資産税・駐車場代込みで、家賃は片手以下。
- な、な、なんと3本指で良いと!
- さらに今なら、乗ってる車を買い替えるから良ければ譲ってあげると。
えっ・・・通販並みのクロージングを受けて頭はポカーーーン。
しかし次の瞬間に、
「十分、検討の余地あり」に切り替わったのです。
いきなり難しい課題が発生しちゃったな~。
一旦、冷静に落ち着いて考えさせて下さいと伝え、
回答は保留にさせて貰いました。
メリットとデメリット
秦野に住むメリット
- 周りの人が親切
- 歩道が広くて子供と歩くのも安心
- 親戚が近くに多い
- 子供の数が少ない為、希望の保育園・幼稚園に入りやすい。
- 家賃が安い
- 中古車が手に入る
秦野に住むデメリット
- 片道通勤2時間
- 車が運転出来無いと不便
- 若者が少なく老人が多い
考察の結果
通勤時間がクリアー出来れば、余りあるメリットが手に入る。
では、身体は持つのか?
YESなら引っ越し決定。NOなら見送り。
ここまで整理しましたが、片道通勤2時間などもちろん未経験の為、
いくら調べても、考えても、悩んでも答えは出せませんでした。
敵を知らぬままでは判断が出来ない。でも、このまま諦めたくはないんだ。
親戚にお願いして「1週間のトライアル」をさせてもらう事としました。
平日5日間、会社との往復を経験すれば、俺の身体が答えを出すと思ったのです。
トライアル開始
平日の5日間のトライアルを経て、分かった事は以下3つです。
- コロナ過でテレワークが進んだ事で快速電車は空いており、毎朝、都内まで座る事が出来た。
- 帰宅時、町田駅からは座れる事が多く、立ちっぱなしの事態は一度も発生しなかった。
- ロマンスカーという快適な通勤手段も選択できる。
心は決まったよ
1週間を乗り切ったその土日、親戚には答えを伝えると決めていました。
都内近郊に中古マンションを購入するのか、秦野に引っ越しをするのか。
人生の分かれ道で、何度も何度もこの2つを天秤にかけました。
悩みぬいた末、私達はこの地(秦野)に移住する事に決めました。
通勤の問題は体力勝負とはなるものの何とか耐える事が出来ると判断。
それと引き換えに得られる余りあり過ぎるだけの魅力に魅かれたからです。
初めて物件を訪れた時に感じた「光」と「風」、
「住んでみたい」と言う強い思いが「トライアル」に繋がり、
実際に通勤を経験する事が出来たからこそ、決める事が出来ました。